子育て
わが子をどう育てるのか。一番おおきな親の仕事だ。そして懸命にやろうとしてもなかなか通じないものだ。それでは、どうしたらいいのか。
自分が両親にしてもらったことを私もやろう。そう心に決めて私はやってきた。いろんなケースがあるのだから、大きな方針がそこにないと、うまくいったとか、そうでないとかの評価だけに偏りがちだ。そうではなく、自分のやりたいようにやるのが一番だと両親はいっていた。それでも、遠慮がちにこうしたい、上の学校へいってもっと勉強したいという想いをちぐはぐにしか伝えられなかった。そういう私をじっとみていてくれた。
何かをやりたいと想っても、その想いは通じないことが多い。そんなとき、私の両親は、そういうものだという目でみてくれていたようだ。いろいろと的確なアドバイスを受けたとしてもはっきりと言って自分の身になるかは疑わしい。自分のものになるには、時間をかけて自分のものにするしかない。
子育てとは、個々の生来の能力と性格と想いを見守ってやることだと私は思う。
どうしてそんなことを言えるのか。だれもがいろいろな可能性を秘めていてそれが表に現れてくるには、外に出すための大きなパワーが必要だ。それは己の心と体の中にある力だけなのだ。
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