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としをとること

老いることは、醜くなることだろうか。醜さを隠すために美容術があるのだろうか。

すごい剣幕で怒られるだろう。それは、根本的にまちがっている。だからどんなに怒られても仕方がない。そして、それは、醜いのではなく、年相応に老いることが大切だ。いくら若さを強調しても逆に老いの醜さに焦点をあてるようなものだ。

ではどうするのか。

現実を認めることだろう。自然体で時間を過ごす。ありのままの自分を見つめる空間がある。そんな時空の中にいる自分の過去、現在、未来をみれれば、それは楽しい。変化とは楽しいものだ。うれしいものだ。小さな子どもがすぐに大人にはならない。

ひとつひとつ身につけていつの間にか大きくなり、自然においていく。

でもそこに子供のころの心はいつまでもだれにでも残っている。というようりも変化しないものがある。生まれてから死ぬまで同じ個体であり続けるのだから、当然だ。

だれもいくら駄々をこねてもだれも何もできない。それが己というものだ。みんな同じだ。老いた人たちの美しさは、日本古来のわびさびという言葉に代表される。そこにひとつの理想的なイメージが美容法としてもある。

若さを強調するために老練な格好をする。それはつまりあこがれを意味している。そんな憧れの姿をごまかす必要はこれっぽっちもないと私は思う。

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