からだのこと
熱くなったカラダが冷めない。そんな経験はないだろうか。思春期はなにか苦い味がする。自分が自分でないようなときがある。どっちがどっちなのか。
みんな同じだがどうも早い遅いがあって、そこで差がつくのだろうか。いずれにしても遅れがちの私は、なんとも数年の差をつけられていたのではないか。だから持てないのか。成長していないのにそんなことがわからないのは当然だよなといいたい。
一年の差って、赤ちゃんが生まれて歩くまでの差がある。そんな大きな差があるのに同じ学級で同じ内容で授業を受けて、同じ環境で競争するのはその中でも遅れていた私には大変なことだった。小学校はまだみんな小さいからいい方だ。中学になるとその差は果てしないという感じがした。もうだめだ・・・。そんな絶望があった。
数年して高校になった。相変わらずだが、ちょっと伸びてきたようだ。そのうち、大学になり、中の上ぐらいの普通になった。
しょっちゅう、離れないのは背丈のことだ。ちびでは終わりたくない。これが私の願いだった。何にも増す願だった。からだのことって結構気になるものだ。かといってあまり大きいのもよくないだろうな。不便だろうな。何にするにしても忍びないものがあるよな。
じゃ、結局、子供のころの体の悩みはそんなことだけだったのか。成長が遅かったから、そんなものでしかなかった。
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