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学ぶこと

生まれたときに、すべての機能と才能をもらっているのが、私たち人間だ。

そこですでに完成された生き物なのだ。才能あふれる細胞たちが、うまれたてのちいさなからだにつまっている。

それを活性化させていくだけの仕事が、そのあとに待ち構えていて、つぎつぎに機能が拡大する。相乗効果で、いろんな機能が活性化していくのだ。あっという間に、あるいて走って、泣いて、笑って、愛らしさを表現して、すぐに完成体になる。

学ぶことは、つらいことだという変な先入観が私にはある。どうして、そんな面倒なものが観念としてあるのか。黙っていれば、自然に花は開いていくのに、そこでこの私という花は成長しないのではないかと疑心暗鬼になってしまったのだ。そこで、自然に逆らってしまったようだ。

だから、手動人間になったのだろうか。自動的に成長するはずのプログラムに疑問をはさんだために厖大な情報を処理できる機能がどこかですねているのだ。

仕方がないから、手動で試す。のろまの代表のようなものだ。とても同じ人生というレースでの勝負を挑むことはできないようだ。

あきらめた。そしてどうする。まだ生きている。ほかのひととの競争が人生ではない。考えてみようではないか。

人間の細胞はひとりでに成長し、黙っていても成人機能をもたらす。そして、またもとの無に戻す作業がだまって機能する。老化現象が始まる。成長して老化する。無から無へと向かうサイクルだ。

でも、成長を意識的に止めたものは、自動的には老いも手にできないのではないかと不安にならないだろうか。このまま成長しないのではないか。老化して普通に無に帰ることができなくなるのではないか。永遠に生きていなければならないのでは・・・。

学ぼう。その答えを探そう。歴史の中に、答えはないが、探し求めるという「学ぶ」姿にきっと新たなものがひらめくのではないか。

学ぶことは、途中で自動成長路線を停めたものにも、できる大切なものだ。考えることで学ぶことの大切さを認識できる・・・。

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