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小室哲也に期待すること

時代の寵児であろう。昔からその人の評価は死後百年ぐらいかかることもあると聞いている。

そんなの嫌だ。私はそう想ったものだ。自分のやったことの評価は、自分がいなくなったらそんなのはまったく意味がないのではないか。そう真剣に考えていた。

幸い、私にはそんな力はなかった。そして、平凡な生活だが、普通の人として生きている。中級の下の下ぐらいの位置づけだと私は感じている。お金は天下のまわりモノという。おふくろさんがお金はその時に得た価値でその時に使うのが一番だといった。それは決して江戸っ子のお金の使い方を言ったものではない。

稼いだお金で日々、生きろということだ。つまり、できるだけ節約して、おかねの流れを止めないようにして生きろということだった。仕事と私的なお金は別物だが、共通しているのは同じだ。懐になければ払えない。

街にでるのにコインがなければ電車にもバスにも乗れない。ちょっとお茶を飲むこともできない。

ファーストクラスを貸し切って2000万円ぐらいの費用を一回の移動にかけるというのは、プロモーションの仕事の一部なのだと思うが、そういう費用を恵まれない子供たちやお産をあつかう施設に支援するという方が、ずっとプロモーションになると私は思う。

栄光は、自分のものかもしれない。そして、ちやほやする人たちのお金儲けのタネかもしれない。逃げも隠れもできない世界の有名人が、どうして質実剛健という日本の質素さに気付かなかったのだろうか。

そういう精神があったとすれば、そこに支援し応援する人たちは心からのものを時代の寵児を通じて、社会に還元しようと考えるだろう。小室哲也基金とか、KOMUROアフリカファンドなんていうことも、決して私財を投げ与えるということではなく、その時その時の1円硬貨を使うやり方でできたはずだと私は考えている。

そして、支援者は、時代の寵児の持っている数百億円のパイではなく、これから世界に貢献するだろう数千兆円の価値をそこに築けただろうと・・・、私は残念でならない。ビルゲイツを超えるような将来構想が描けたのではないかと、私は想う。

ちっちゃなパイにとらわれずに、地道にしっかりと世界を見てほしい。NYKの華やかさではなく、日本のお茶漬けの朝食のようなさわやかさで、再び蘇ってほしい。時代は繰り返すという。みんな人生で一度や二度や何度でも失速する。途中で些細なことで、命を無くすひとも多いのだ。

小室哲也に期待すること、それは小さなパイしか見えない支援者ではなく、大きなパイを創ろうという協力者をしっかり見分けて、おきあがることである・・・・。それは、一緒にやってきた音楽の仲間の二人ではないだろうか。彼らのコメントはそんな地道なものだと私は感じたのだが、どうだろうか。

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