技術者の見方の特徴
技術者は、自分でそれを完璧に仕上げる。そんなことを考えている。そのために何をする必要があるのか。そういうことを真剣に考えている。
だから、「自分の専門」という視点でなら、嘘のプロらしきものはすぐにわかる。専門とはそういうものだ。素人がプロだというのはいいだろう。でもそこで何か役立つことをやるには、プロの技術がいる。買い被っているなら、すぐにわかる。
でも、素人にはわからない。彼がプロでないことを見抜いているし、認められもしないことを知らない。もちろん、素人にそういう風に私はプロ(もどき)だというのはいい。それは見破られないし、そんな視点でみられてはいないから心配ない。
でも、それは無意味だ。
技術者の特徴は、己の専門にあぐらをかくことではないか。それが居心地がいいからだ。そこから一歩飛び出すことができるのにしないことが多い。そこをちょっとつつけばやぶっていけるのに・・・、気がつかない。
技術者とは、そういう特徴をもっている。その特徴をもう一つ伸ばそう。自由ということから自分の専門技術を見てみよう。そこに足りないものは何か。総合力である。
そこに終結できれば、日本の技術者の総合力はぐんと上昇すると私は考えている。
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