本を読まないとき
もっと本を読め。いつも自分でそう言っている。でもできないと気がある。気が乗らないのだ。
あなたにはそんなことがありませんか。きっとないかもしれませんね。いつも何かを読んでいる姿を私はうらやましいと思っています。
本を読まないときは、そこに新たなものが必要ないときではないでしょうか。
それとも、もう取り込む余力がないからなのかもしれませんね。考えてみると、私たちの頭の中には宇宙も入るスペースがあるのですよね。でもそんなにいっぱいの空間があっても、そこで空腹感とか、好奇心とか興味がないと、そういう大きな倉庫もいらないのですね。
本を読まないとき、そういうスペースは自由だから、きっと倉庫の管理人がサッカーでもして遊んでいるのではないでしょうか。そんなことも時にはいいのではないでしょうか。
いつも何かを考えている。でもそれはとにかく頭の働きを問題にするからだ。できない、わからない、どうしてこんな機能しかないんだ・・・。そんな文句ばっかり言われてもそれはそういうものだからそれで仕方がないんだよな。
いくら優秀な賞をもらっても人間が創ったものだ。そこには何か自分で評価するシステムとか絶対的なものがないだろう。
きっとまた本を読んでいる自分がいつもそこにいるような気配を感じている。今はただその興味の対象を探索しているのだから・・・・。
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