目的をもつことの大切さ・・・
自民党のこれからの目標はなんだろうか。
分裂による自然消滅というのが一番先にでてくる。
もう誰も手を上げない総裁選挙。なってみたくない総裁。座りたくない総裁のイス。ほんとはだれも座らなかった総裁のイス。河野総裁が座ったか・・・。
総理の椅子は、総裁のイス。
そう言えなくなってしまったのだ。もうだれも興味がないのかも知れない。うまみのない話はのらないのかもしれない。でも、それでは国民の思惑が外れてしまう。どうしたらいいのだろうか。
まず、ここでは、目的意識をしっかりと持つことが、望みをかなえるためにはとても大切だということだ。それを当てはめると、自民党には「政権奪還」という目的が自然に衆院選挙の結果、出てきたのだ。こんな棚から牡丹餅のようなうまい話があるだろうか。
でも、だれもそうは考えないのでは、役立たない。二大政党政治のシステムを構築し堅固にしていくには、少々、バランスが悪かったようだ。政治家はだから二足のわらじも三足でもはいていなければできない。ほとんどいないと思うのだが、選挙におちて路頭に迷うなんていう状況をマスコミは危惧しているような報道をしている。政治家は選挙民によって支えられているのだから、その信を結果として得られなけば、国政活動での収入はなくなる。ひとつの政治産業だから、そんなことはないのだが、とかく一部に対してのマスコミは興味をかきたてようとあがいているようなのだ。
民主党がすこし票をもらいすぎたと、私は思わない。大なたを振うためには、大きななたが必要なのだ。ここでしっかりと基礎を築いて、政界再構築というシナリオにしていかなければ、国民の意図する二大政党政治は完成しない。
自民党は民主と連携する道もあるだろう。そのまま野垂れ死にする道もあるだろう。政界再編の取り巻きとなってしまうことも考えられるが、一番いいのは、伝統とその政治手腕を的確に発揮して政権奪還の基軸になることだろう。
そのためには、何をするのか。
基本は同じだ。人材を育成することであり、集めることだろう。政権奪還のために、ここが正念場であろう。
目的をもつことの大切さが、こんな場面で現実に深く私たちのこころに突き刺さってくるなんてだれも想像だにしなかったことではないだろうか・・・。
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