mamofish

この次も生まれてきたら、一緒になろうね・・・。

そんな会話が結構カップルの間で普通にかわされているのが今の日本の実情らしい。

ずいぶんと変わったものだ。

何か一昔前はふろくのような関係でしかなかったのでは・・・と、想ったりする。

今は昔・・・、夫は妻のふろくだった・・・ということだ。

だから、決してまた生まれたらなんていう議論、いや会話かな・・・、なんてしない。もし口にしたら、たぶんまた一緒になろうとか言ってしまうのだろう。また、尻に敷かれて過ごすのも悪くはないが・・・。でも生まれてこれるかなんの保障もないのだから、そんなことありえないのから・・・。少々照れくさいのだろうか・・・。そうだよね・・・、もちろんだよね・・。

話は変わって、もしまた、生まれてきたら、哲学者になる・・・。この世の中のことをあきれるほど考えてみたいと心から想うのだ。なぜって・・・、それは今生きているこの世の中では、考えたくないからだ。流されて生きているし、この今ここにいる人生はそのまま自然にあまり悩みもせず、難しくもしないで生きたいから・・・。

こころの世界はほんの一瞬でも何か特別なことを知りうるなら、それはもう一生を超えるものなのだと想うのだ。だから、この次はきっと生まれたらすぐに哲学者になるのだ。おぎゃと最初に呼吸をしたときから、フィロソファーになるのだ・・・。

だから、今ここにいる人生は、今ここにいるわが身でつかうのだ・・・。

でも、もし記憶にあるなら、またきっとあなたを探すのかもしれない・・・。同じきみかどうか検証のしようはないのだけれども・・・。やはり、哲学者になるのだ、この次生まれたら・・・、きっとだ。