マスコミ政治家のもくろみ
マスコミに毎日顔だしする政治家がいる。
あたかも正義の味方というキャスターの口車に乗せられて、あなたは違うと思うけれども実際はどうなのかなんていう質問もおおい。
世間のまな板にしょっちゅう乗っているマスコミの寵児たちは、もう多少のことは慣れっこなのだ。でも、政治家は多くの支持者を抱えている。そこには幅広い世代と多様な考え方があるのだ。
山形県の庄内ではゆるぎない地盤を持つ加藤紘一元自民党幹事長は、こう言っている。
選挙で勝つにはTVにできるだけ顔を出し売り込むのがいい。でも、それはもろ刃の剣であるという。日曜朝の各局の政治がらみの報道番組はその効果が高いといわれている。
有名キャスターがそこでの態度はオウム真理教の幹部の報道時に問い詰めたものとなんら変わりはないのだ。
そこに出演する政治家は、あたかも彼ら悪口雑言のキャスターの餌食なのだ。いかにおいしそうに食べて見せるかで、その評価が変わるとでもいうのだろうか。
餌食になる政治家は、そこで政治生命を断たれるかもしれない。でも、TVの前の視聴者にはわかるのだ。どのぐらいの知識を持っているのか、政治家もキャスターもそんな程度の見識しかないのかと、ときどきがっかりさせられてしまうのだ。
だから、そこにマスコミ政治家のもくろみがある。
適度に優秀さを見せるということだろう。じゃの道は蛇だから、プロに任せることは任せていいのだ。知らないことは、勉強中であることを明かせばいいのだ。現実はいつも正しいと勝間さんが書いているではないか。
とするとキャスター自身も同じなのだ。だから視聴率を上げるために、時にはトラップを構えて待っているのだ。餌食にならないように、政治家は気をつけることだ。
失言なんて誰でもする。政治家でなくてもある。そんなマスコミに食われないようにするには、やはり、勉強することだろうか・・・。
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