総理のこころ
どんなものなのだろうか。
総理とは、とても責任の重い大事なものだろう。
だれに選ばれるのだろうか。
国民だろうか。
この国の一番偉いひとといっていいのだが、どうもその選出の方法に問題があるようだ。
隣の国会議員先生の代理返事ではなく、無許可の代理投票とするようでは、とても信じられないことだ。そういう先生がいる国会が選出する総理大臣なら、それはどうにもならないこともある。
祀りたてられたり、おだてられたり、とかげのしっぽ切りにも使えないといけないから、自分の意見をはっきりともっていない張りぼてが一番適しているのだろう。
家柄とか名声とかに弱い日本の体質を見て、いい家の坊ちゃんであれば、それは抵抗もない。いいかもである。もちろん、そういうカモになるように育てられたのだから、フォアグラのに類似のものかもしれない。
おいしいといわれているが、健康にはよくない。
おとなしいひ弱なのだ。
たくましさがない。これからの日本の政治家は、野人から出すべきだ。考え方のすっぱりとしたひとがいい。
総理のこころは、どうなんだ。一体、いつ普天間の結論を出すのだ。そんな声が巷に響き渡っている。でも、だれも関心はない。
米国が防衛してくれることと普天間はまったく関係ないと想っているのだ。甘えているのだ。何をかいおうや・・・なのだ。
総理のこころは、きっとやめ時を探しているのではないか。ひ弱そうな総理は、意外と気にしない坊ちゃまだから、そんなことは意に介さないのだろうか。
何も考えていなかったとしたら、それもありかと納得せざるを得ない国民がいるだけだ。お金はあるもの。人望も祖先が作ってくれたもの。だから、恵まれているのだと、勘違いしているようだ。
総理とは、一命を投げ出して国民に尽くすものではないのか。
たった一人の国民のために、総理は命を投げ出すことができるのだろうか。できっこない。そして、答えは、子供のころから、危ないことはしてはだめだと、お小遣いをもらってきたのだから、いまさら関係ないのかもしれない。
生まれつき総理になるべくして生まれてきたのだから、そこでなにをするとかは関係ないし、何もしなくても官僚がすべて取り繕ってくれる政治だから・・・・。
ただ黙って、にこにこして、信じてくれ、問題ない、恵まれているから知らなかった貧乏なんていうのはどんなことか・・・・。
でも政治用語の貧困とかは詳しいだろう。雇用創出なんていうのも詳しいだろう。
だれが、殿の黒幕に鈴をつけるのか・・・・。複雑なところだが、一番の問題は、誰のための政治かということをみんなが忘れているのだ。
総理のこころにも、政治がだれのためにあるのかなんて、これっぽっちもないのだろう。
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