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卵たちの育て方

日本は国家の骨組みをつくるときに、その屋台骨となる官僚の育成から始めた。

たしかに、優秀な官僚たちは、政治の世界へ、民間産業へと繰り出して、この経済国家を作り上げた。

そして、もちろん官僚大国の構築に一番精を出したのだ。だから、しっかりとした産業界ができたのだろう。

しかし、保身という中身が表ざたになることはなかった。当たり前、貢献しているものが、その報酬を得るのは当然という仕組みでしかなかった。

その一部で貧しさの克服に回れば、多くの命が助かる場合でも国家の骨格を崩さないためにお金を回したのだ。それがいつの間にか、当然の既得権益となってしまった。だれも自分の懐をなくすようなことはしない。

出来上がった仕組みを壊すのは、まったく関係のない部外者でないとできないのだ。

これからの日本もやはり、たまごの育て方が一番だ。最重要課題だ。

どう育てるのがいいのか。

東大をいくつもつくるのは、もう時代遅れだ。子供たちに教育の機会を与えることに汲々としてはいないだろうか。遊ぶために大学へいく。当然だろう。それでは人並みだから、大学院へいく。そこで何をするのか。

決まっている。

昔の子供たちが、小学校で想ったことではないのか。勉強なんてできるかどうかわからない。でも、中には、どうしても上の学校へ行きたいのに行けない・・・。そんな気持ちがあっても家の事情で働きにでた子供たちがいた。

ひとは学歴でいきているなんていうのは、昔のことだろう。

でも、そこに真に学業というものに向き合いたいと想った子供たちがいたら、それが一番大事だということを知らせてやれる教育でなければいけないのではないか。

卵たちの育て方は、いろいろあろう。でも、創意工夫や質実剛健ということをおろそかにしていては、お先真っ暗であろう。

どう育てる。与えるのではなく、ひとりひとりの子供たちが求める教育へと変えるべきではないか。優秀なこどもやそういう才能は、とくに学校でまなぶこととは関係なく、開いていくだろう。

そんなもっと違うパラダイムへとこの日本という国は進むべきではないのか。

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