子は宝だという・・・
子供はたからものだ。
そう私はおふくろにいわれたことがある。
こんなできの悪い子供をもって、不幸ではないのだというのだ。
怒られてつい「お前なんかシンジ・・・まえ!」と言ってしまったことがある。たった一度だけだったが・・・。
そのあと、ずっとこころの中に残っている。なぜそんなことを言ったのだろうか。
それは、ひとり夕方、だれも帰ってこなかったときの田舎の家での寂しさをこころの中で想いだしたのだろう。あんなさみしい気持ちを持たせるおふくろがわるいんじゃないのかといいたかったのだろう。それは、もちろんなんかの裏返しである。
でも、言葉になると・・・、とんでもないものだ。
自分の口から発したものは、だからいつまでもこころに残る。それは、ときどき自分を戒めるように頭をもたげてくるのだ。
子は宝だという・・・。子は大人になり、またそう想う。同じようにまた繰り返すのだ。
だから、私だけではない。子は宝だから、そういうことを言えるのだ。絶対になにをいっても大丈夫だとこころのそこから想っていることもわすれているぐらいなのだから・・・。
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