強い韓国のスポーツ選手
かつての日本は、米国へのコンプレックスがあった。
渦巻いていた。
だから、米国留学生はその中での代表だった。あこがれの的だった。フルブライト留学生という人たちがいた。みな優秀で、帰国後は有名商社とか大手に勤めるというパターンのようであった。
今、韓国が日本を置き去りにしている。それは、ES細胞で少し途切れたものの、日本の得意とする電気製品や電子製品でもって先を走っている。品質に問題ないと生きれるのは、先進性のある技術を利用した工場は、そこに裏付けがあるからだ。
だから、HACCPもGAPもクリアーだ。あとは文化だ。それもOKだ。感情論が無くなりつつある。日本は暖簾に腕押しみたいなものだから、反応しないのだ。
だから、そこで抵抗も感じないのだろう。
そして、韓国のプロスポーツ界は今、グローバル化している。ゴルフなんてすごい米国でいっぱいいる。たまたま日本の藍ちゃんが一位にいるが、それもそのあとに続いているのはなんと韓国2名、米国が1名なのだから・・・。
なぜ強いのか。
強さの秘密は何か。今や、ハングリー精神ではなく、合理性というカテゴリーに移ったようだ。語学でも、近いフィリピンで鍛錬しているのだ。実質主義とでもいおうか。そんなレベルではとは言わない。ひとの個人的な能力では地域差というのはあまりないのだ。
合理性が日本を上回る韓国のひとたちに何か威厳を感じさせており、それが強さの秘密ではないのか。それとも、政治的な困難が目前にあるから真剣勝負という意味での強さなのか。
日本は混乱しても関係ないような平和を味わっているというのだろうか。首相なんて何人変わろうがだれがなろうが関係ないという意味では、ある有名はひとが言ったらしい言葉に反映されている。それは、政府が重要でない社会が一番だということらしい。
でも、そういう状況が真実なら、いつの間にか私たちのこの国土はよその国のものになっているかもしれない恐怖を、私は感じる。ほとんどの日本人はそんな感覚はないのだろうか。
中国の脅威もある。アジアの各国はいろいろな場面で威嚇されてもいるのだが、日本ではホルムズ海峡のタンカーの船体変形事故があまり、深刻に受け止められていないように想うのだが、どうなのか。
どうも水中で何か悪さをしようとたくらんでいる輩がいるようだ。哨戒艇爆破事件なんて、その関連のところにあるのではないか。
強さがいいのかどうか、確かに問題はある。強い韓国のプロ選手たちは、そんな脅威を感じながらの国際試合なのかもしれない。それは、この国の隣国である日本では到底考えられないことなのかもしれない。
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