不胎化ってなんだ
為替がいつも問題になる。円高でも円安でも問題になる。
それは、問題になることをいつも取り上げるからだ。
となりの塀が高くなり、お日様が入らなくなったというのだ。暑い日差しを遮るフェンスでもあるのに、そういう便益はだまったいる。
なぜだろうか。
為替に介入する。市中から円高の場合は、ドルやユーロなどの比較対象の通貨を買い取ってバランスをとることをいう。そういうメカニズムに不胎化された介入だという初めてきく論評があった。なんだろうか。
どうも実質的な効き目が薄いということのようだ。
なにかマネーゲームが再燃しているというよりも、ゲームそのものでしかない。今製造業はなんの役にもたっていないのではないかと疑心暗鬼に陥るのは、この私だけだろうか。
たしかに天候が優れないとか異常だとなると、まず野菜の市場価格が変わる。世界的な穀物の動向が変わる。みんな地産地消だと叫び出すのだ。
よそへ出すものはない。自分で賄えということだ。そこで現実に戻る。もうたべるものが手に入らないということだ。飢え死にしてしまう。
でも、それがマネーゲームでは、なんともないのだ。品薄なら値段が高くなる。入るお金は変わらない。貧乏人が手にできないだけだ・・・というような冷たい社会になる。だから、当事者はリスクマネジメントでなんら影響を受けない。野菜の代わりにその栄養を補うものをとるのだ。
不胎化ってよくわからないが、この漢字の響きは決してよくない。私は嫌いだ。
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