暗くて長い道のり注意障害多動性障害
ADHDってなんだ。
注意障害Attention Deficitと多動性障害Hyperactivity Disorderというものらしい。
まあ、だれでも経験していることのようだ。注意不足で車の事故とか、多動性障害というわき目もふらずに式の行動で空気が読めないやつなんて言われても何かいわんやであり無頓着だ。
でも、それも時々、極めて気になる。しつこくなる。現実に向かえない、向き合えない。バーチャルでいいやとなる。
でも、みんな同じだ。
病気は、なってみないとその本当の怖さはわからない。
だから、こころの病気は、みんながそうなんだというしかない。それは経験していることであり、その程度が違うということであり、ほんの少しの差でしかないということなのだ。
大企業に就職する。それがいいのだとなれば、そうできないことで人生に暗さが襲う。そこでまったく思考が停止する。仕事に就けない。時々そうではだめだと想い奮起するが、それは一時のことだ。そして、どうせできないとあきらめる。あきらめは、希望を見失わせる。そうなると絶望だと現状を判断し認識するしかない。でもどうやって生きていくのか。
暗い。長い。トンネルだ。出口のないトンネルだ。入ってきた入口が出口なのだが、今はもうないのだ。
もう暗闇の中で人生を終わるしかない。それしかない・・・。そこに一条の光でもあれば、そこでもう一度、奮起することは可能なのではないか。傍目にはそうだ。でも、本人のコアにそのことを伝えるには、あまりにも長い道のりがあるだけだ。
出口のないトンネルに入ったら、ひとまず、目をつむってみよう。あたまの中にあるすごく広い空間に身をおいて考えよう。
ちっぽけな世界にいる自分をきっと見つけるだろう。
しばらくちっぽけなこころのままで遊ばせてやってくれ、もし君がそんな私たちをみたらそうしてくれ・・・。
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