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生還のとき・・・

正に生還だ。

水中でもない、宇宙でもない、この地上の地下700mからの返り咲きだ。

もうだめだ。

生き埋めという言葉は、とても私たちにとって残酷なものだ。つい、先日も大人しい老犬を土の中に埋めて頭だけを地上にだした虐待が報道されていた。

映画でも、よくあるシーンだ。とても切ない瞬間だ。もう見なければよかったとも思う瞬間だ。

チリの鉱山の落盤事故のこと、生き埋めだったのだ。生還した。33人全員が生還した。

喜びは大きいし無限大で表現しようもないだろう。そして、これから、そういう体験をしても普通に日々の生活をこなしていかなければならないのだ。そういう体験をしたから、すべて生きることが免除されたわけではない。

こんな言い方はよくない。生きる時間がまた新たに増えたのではない。そういうピンチから救われた。そこで途切れたかもしれないひとの命が続いたのだ。

だから、そういう大事なものをこれからも味わうことができるだろう。怖ろしさというものはあるだろう。こころの深層心理では、怖い想いをしたのだから、そこで何かの変化があるはずだ。

生還のとき、そこにチリの大統領がいた。ずっとTVにいつも映っていた。何かに乗じて人気取りとか政治に利用とか報道されているが、国民にとっては、そこに国のリーダーがいるということがすごいことなんだ。

生還の時、私は思った。なんという国民性だろうか。すばらしいチリのひとびとのこころの一端に触れたような気がした。

これから、いろいろなことがあろう。だから、普通に早く戻ってほしい。特別な人間なんてほんとうはいないのだ。

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