なぜ大リーグなのか・・・
みんなどうしてそんなにアメリカへ生きたいのか。
もちろん、腕に自信があり、さらなる技の探求のためであろう。
それと見知らぬ世界への挑戦という意味も野茂選手の時はあっただろう。
しかし、今や違うのだ。もうみんな情報は流れている。違う世界ではないのだ。
プロ選手はみんな知っている。ちやほやされているときが一番危ないということだ。だから、みずからリスクを獲るという姿勢を貫くことで、おのれを納得させる。
いい時はみんなおだてる。調子に乗るようにおだてあげる。
でも、その一時が過ぎさると手のひらを返すのだ。もちろん、どういう覚悟をしなければならない。いい選手ほどそういう落差が大きい。
高原選手はレッズで冷たい仕打ちに遭い、韓国リーグへいた。みんな知らないのだ。あの選手がどうして、国内で振り返ろうとしないのか。不思議だ。でも、選手にはそれぞれの人格があり、個性がある。
チームには監督という違う個性がいて、そこで合わない奴らは切り捨てられる。プロだから、プライドがある。切り捨てられるなら、やってみろ・・・。普通はそうはいかない。長いものには巻かれてみろというではないか。
でも、さらなうひどい仕打ちがあれば。それは身を守ることだ。一時避難する。そういう勇気を持つことだ。いつまでもは続かない。ひとは絶好調だけではない。
需給バランスの上で、高い契約金を獲って働けないのか・・・。そんな言葉が駆け巡っているに違いない。いい選手はみんなほとんどがチームを追い出されるように去っている事実がある。
松井選手に戻そう。大リーグにこだわらうに井口選手のように日本で再びそのプレーを見せてほしいものだ。
そして、なぜ大リーグなのかではなく、日本野球ファンという存在に目を向けてほしいものだと私は想う。
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