スキャンダルのない総理
醜聞。
よくない噂。名誉や人格を傷つけるような噂。男女関係や金銭に関する評判など。
いわゆるスキャンダルだ。
ゴシップとどう違うのだろうか。
個人的な事情についての、興味本位の噂話というから、ほぼ同じと受け取ってよさそうだ。でも、雑誌のゴシップという関係が大きいようだ。
だから、醜聞のほうが何かもっと悪いことを意味するようだ。
たとえば、ダブル辞任で回避できなかった一方の小沢元民主党代表の場合はどうなのか。ゴシップかスキャンダルか。
どっちだろうか。
鳩山前総理の場合は、母にもらった政治資金というか、なんというのだろうか。お金の汚れ度は知らないが、資産家故の恵まれた云々というのは、どうも胡散臭いものだ。醜聞という漢字二文字が、この場合は大きな効果を表したのではないか。
つい最近も引退撤回で世の中を騒がせているし、検察審査会での小沢起訴を受けての党内抗争に鋭意復活したかのような感もある。しかし、不祥事の例にもれず、自分から崩壊したのは、中東アラブのデモのような醜聞が後押ししたもののようだ。
観念するということだろうか。もしも、醜聞によって辞任していなかったなら、どうにもいいわけが選挙民としてないと言わざるを得ない気がする。
常に我が国のトップに上り詰めたリーダーを後押ししていきたい気持ちはあるものの、ここのところすべてリーダー自身から崩壊しているのだから・・・、管総理の場合はなんとも言えない気がしてくる。
巷の評論家は、元総理の細川護煕さんまで、その政権自滅に言及しているようだ。スキャンダルも一度あった管総理だが、イラ管といわれるものの不発に終わる様子だし、どうも勢いがない。
他人のふんどしで相撲を取っているという感じがよくあてはまる気がする。なぜ自前のふんどしで取り組まないのか。八百長談義の盛んな今日、どうもご本人もその巷の評判に沿った暗示にかかってしまっているのではないか。市川房江さんという原点に帰るには、あまりに複雑怪奇なけものにとりつかれてしまったのかもしれない。
いっそ、スキャンダルとかゴシップとか、それとも醜聞といわれる類のことで、辞任するという選択肢もないということなのか。米国の民主党からのスカウトなんてありはしないし、イタリアのインテルからの誘い、期限付き移籍なんかもあり得ないし、やはり、ご本人が自分で決断するしかないのだろうか。
やはり、民主主義という原則に従うとすれば、民意の居所の判断がつかないようなら、黙って衆院解散をすることではないか。政治はヒト、モノ、カネの資源を使っていかにいい社会システムをつくるかなのだから、支持率が悪ければ改善するための判断を主権者に仰ぐことだろう。
野党にこびを売る必要などないのだ。今はこの国のリーダーなのだから・・・、しっかりと自分の足で行く方向を見定めることだ。これ以上、支持率は上向かないだろうし、民主党そのものの体制がどうもアマチュア的で頼りないことが、うすうすわかった気がする。
二度、三度、・・・、いやもっと何度もその修羅場を踏みしめていくことでしか、政権維持を現実にし、優秀な人材を活用していくことはできないようだ。
スキャンダルの出ない総理という点では評価できる・・・というとこまでしか・・・言えないのは、なんといえばいいのか・・・。はたと困るコメント・・・だ。
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