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地域大国インドネシア

アジアの大島嶼国インドネシアのSBY(スシロー・バンバン・ユドヨノ)大統領。

2009年の7月に再選されてからの活躍は大きい。

我が国ともEPAを締結し、また福祉関係の介護事業でのインドネシ人の貢献が大きく期待されている。ただ、問題はテストの日本語による関門クリアのようだ。たしかに3年という期間は長いようで短い。語学はコミュニケーションの問題だ。

通常、どこでも意志の疎通は可能だ。日本のビジネスマン、JOCVなどで実証済みだ。どこのひとでもすぐに馴れるようだ。そこに住むという覚悟があるならば、すぐに馴れる。

プロスポーツ選手でも語学は盛んだ。それは、プロとしての能力のひとつにコミュニケーションが含まれるからだ。

プロといえば、ヒト・モノ・カネの三つの要素を国家経済に生かす政治家もその典型であろう。生かしきれないじれったさが、我が国には残る。その象徴が国家のトップであるはずの総理の短期職務の形態として表れているのではないか。

国民のだれもが、つぎの総理に変えても同じだけれども、今のは駄目だという感触を持ってしまうのはマスコミのせいだけではない。そこに総理となる自覚が不足しているのではないだろうか。そこには、コミカルに足を引っ張るだけの政略しか見えないのだ。手柄は政権トップの不祥事を上げることであり、公の場で恥をかかせることのようだ。

なぜ、こんな事態になったのか。

「ぶっ壊す・・・」発言が尾を引いていると私は見ている。ひとはだれしも壊れることが嫌ではあるが、新たなスタートには破壊が必要だと感じてもいるのだ。だから、その方向へと自然に流れてしまったのではないだろうか。

今、思うとそんな状況で政権をまんまと委譲させられたといういい方もできる。続きはしない。みんながもう駄目だという予測を立てて、さも見通しが利くという態度をとりたがる傾向が見える。

目を地域大国に向けよう。日本はアジアの盟主ではないが、リーディングエコノミィであることに代わりはない。ところが、政略争いというか口げんかでお家騒動にうつつを抜かしている間に、隣国や地域諸国から、なんとも頼りがいのない国家であると烙印を押されてしまったようだ。S&Pという民間格付け会社からも、リーマンショックの失敗を取り返すかのような確定した評価を受けているのは、なぜか。

まぎれもなく、期待通りに期待できない弱小国家へとひた走っているからではないだろうか。裏切りではなく、期待どおりに敵対国家の陥穽に突入する様はなんとも滑稽であるのではないだろうか。

日本人としての誇りはなんだったのか。両親への恩とか、祖父母への愛情とか、家族の間の絆とか・・・、すべては過去のものとなったのではないか。

その点、冒頭のSBY大統領のインドネシアは、イスラム国家であり、民主主義を目指している優良国家へと変化しているようだ。

地方分権の浸透は素早い。イスラム精神はひととしての尊厳を大切にし、上述の日本では失われつつある恩、愛、絆などに重きをおいた政治がおこなわれつつある。我が国の2倍の人口を抱える大国である。

隣国との抗争もある。そんな中で、アジア諸国連合の取りまとめ役としての発言を買って出ているSBY大統領はリーダーの雰囲気もあるようだ。中国へ対等に交渉していくには、やはり多国間での団結と個別での理解が必要である。

日本にとってとても大切な国のひとつになりつつある。そのリーダーの意志が強く感じられるのは、その対象が国民大衆にあるからだと、私は想う。

我が国にないのは、リーダーが口先だけで友愛とかいってしまったからではないのか。そこで日本国民は「ああ、この国には友愛がなかったのだ・・・、いやなくなってしまったのだと・・・、大きく落胆してしまったのだ・・・。」と想う。

国民のこころを鼓舞するはずの言葉が、実は卑下していたのだと無意識に今は想うのだ。今は貧しくとも、この先にはかならずこころのより豊かな社会が来ると信じられるような政治をわたしたちは待ち望んでいるのだ。

総理というリーダーの国民生活に対する「強い意志と誠実なこころ」を期待しているのだ。それ以外は何も求めはしない・・・。

アジアの地域大国のリーダーに学ぶことは多い。

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