南氷洋での調査捕鯨中止のこと
なかなかやるもんだ。
知恵を絞って、国際的な裏付けをとって、調査のために捕鯨をおこなう。
科学的な調査だ。
それでも通用しない欧米流の考え方があるようだ。
捕鯨そのものよりも、邪魔の仕方がしつっこいのが気になる。中止の理由は、捕鯨関係者の安全を確保するためにというものだ。だが、どうなのだろうか。
精神的な安全という意味か、身体的な安全という意味だろうか。
豪州、ニュージーランド、オランダなどが、SSの妨害船舶の関係国だ。資金はどこから出ているのかも明白だろう。人命に不安を与えて妨害している。犯罪でもあるはずなのに、なんら効果的な手も打てないのが日本国だ。
そしてついに、根を上げた。中止。
海洋資源のより有効な活用、人口増加、食糧難という時代がそこに迫っているのに、何故だ。クジラだけではない。生き物は牛でも豚でも鶏でもその他の魚類や、野菜とか農産物でも、いのちをもらうという行為で人間は生命を維持している。
捕食者と被捕食者の関係がある以上、そこにはいろいろな要素を考慮した資源の利用計画が必要なのだ。知能が高いから、文化、伝統が違うから・・・。いろいろな屁理屈をつけて非難中傷する国際世論がある。
でも、食糧難にどう対処しようというのか。利用できる資源を100%活用する。そういう基本的な了解がなければ、これからの人口増加に対処できないのは明白だ。
BSE、口蹄疫、鳥インフルエンザ、いろいろな病気がタンパク質食糧の供給を妨げている。これから、、どういう方法でそういう食糧資源を確保していくか、その基本に立ち返ることが必要である。
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