肌が衰えている・・・
風評だ。
人気女子アナの退職。
つまりフリーになること。
ということは、限られたマーケットでの仕事の争奪がおこるということだ。
そこで美貌がモノを言うらしい。誹謗中傷する記事に「肌が荒れてきている・・・、だから新人の出現は危機ですね」とあった。
美容、コスメなんて男性は気にしないと思っていたら・・・、どうも違うらしい。
政治家のTV討論なんかでも、しみ隠しとかTV映りが悪い印象を視聴者に与えないようにお化粧しているらしいではないか。そう言えば、明らかに元総理なんていう人たちはすごいご高齢のはずなのにシミが見えなかったりする。代わりにうっすらと何か粉っぽい気がすることがあったかな・・・。
肌の衰えは、どこからくる。
目、耳、足腰、口、姿勢(背中が大きな要素だ)。
みんな一杯要素がある。待ち構えている。肌だけではない。
とくに足腰が顕著だ。
まわりを見回すと、杖をついているひと、車いすのひとが増えている。片足が不自由そうなひとも多い。
老齢化。
高齢化。
ちょっと先まで、50前のおふくろが「あと何年生きられるか・・・、お前の結婚までは・・・」なんて言っていたのを思い出した。そのおれは、もう60を超えているのに、なんとまだ若造のように頼りない。いつもフラフラしている。気持ちのことなのだが、どうもおふくろが死というものを意識した年齢をすぎてもなんとそんな胸中には届いていないのだ。
どうしたのだろうか。
最近、還暦ちかくで娘は3才です・・・・という有名人が多くいることを知った。そして、一人目ならまた次の子供を予定しているんですが・・・とも言っていた。
確かに50才の社会的な寿命の認識の場合と現在を比較したら「これってアリだ・・・」となる。大勢子供がいたころは40頃まで出産していた。残り10年で子供を産む胸中がわかる気がした。それに比べたら、まだまだ10年以上の月日が子供との生活の期間に算入されるのだ。
パラダイムシフト。
考え方を時代の要求に応じて転換していくことだ。
還暦は昔の35歳、1.5倍の寿命が平均ではある世の中だ。
ただ、世の中のスタートもかなり遅いようだ。
生産性とか、あまり影響ないようだ。同じ年月を働くことで、生産性は確保できるはずだ。
では、肌の衰えはどうする。
それは仕方がないだろう。
第三次性徴とでもいってみることだろう。みんなそうなる、みんな衰えるのだから、そういう変化だと認識することでいいのではないか。
高齢化社会、老齢社会という中でなら、それは生きる時空間がずれているというだけの話だ・・・。ただ、生産年齢を昔のままとして考えると、とんでもない老けただけの社会、捨てられた姥爺の空間となってしまうので、要注意だ。
会話は、肌は衰えるようになりましたね・・・、まだまだ若いですね・・・(死ぬまで・・・時間がありますね・・・)・・・という具合だろうか。
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