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大雪、噴火、乾燥、そして犬も食わない権力劇

日本列島の様子は、冒頭のような単語が並ぶ。

大雪。今までもあった。数値は別にして日本の雪国の冬はそういうものだった。だから、春の来る楽しさをしっているともいえるし、夏の暑さにも負けない気力が育つとも言える。

噴火。日本は火山島だ。若き頃、硫黄島付近へ実習でいったころ西の島新島が海底火山の噴火で海面に現れた。その一カ月前ごろに付近で教官の指示で釣りをした。硫黄臭いどす黒いいろをした魚がつれた。白い板の上で標本写真を撮った。これも、火山国日本で生まれ育った私達には、覚悟のものだ。

乾燥。雪国で育った私には太平洋側の冬季の乾燥はうらやましい限りのものだった。今、駿河の国に住む身としては、雪のない冬はとても信じられないものであり、雪が懐かしい。ただ、寒さは長く住んでいると、身にこたえるのだ。雪もないのに防寒具?という気持ちはどこかへ飛んでしまったようだ。

そして、権力劇がある。国民のことをなんら考えもしない政党ラッシュ。権力闘争で命を燃やしている。国民のためにやる政治とは何かなんて関係ないようだ。表向きの言葉は別にして、相手を蹴飛ばしてしまわないと権力から追い払われるというトラウマだけが、国会を走り回っているのではないか。

犬も食わないのは夫婦喧嘩だ。政党間の丁々発止といえば聞こえはいいが、それは犬もっ食わないと朝日はいう。

問題は、どうS&Pとかムーディズとかの風潮、IMFの論調を捌くかだ。トレードオフがあると昨日の質問で前国交省が言っていたようだ(?定かではない、今日だったか?)。でも、それってこっちかあっちかの二者択一ではない。そこに、ことばの定義がないとどうしようもないのだ。共通の目標っなんだろうか。みんなが懸念している問題とは財政の健全化だ。

そこに焦点をあてて、この赤字体質と経済再生という問題を解き明かすことは、そんなに難しいことではない。日本政府が、そこに権力闘争と相手を陥れることの策謀をもって国会を単なる空論の場にしていることが問題なのだ。

そんな現状にもしノーという意志を国民が表明するには、どうするか。新たな国民主体の議員ではない組織による代議士の選出を行えばいいのではないか。演出のうまいひとがいる政党が力不足のタレントを候補にして、己を先生とか師匠、または師と言わせて威張り散らす。そんな政治が、この国にずっと根付いているのだと思うと、今までの政治は茶番劇だったのだと、あらためて想う必要がある。

大御所とは、中曽根首相はじめ、歴代の首相経験者がハトヤマ前総理も含めて、民主も自民も垣根を払って、国民の元リーダーとして、大いなる提言を時の権力をもつ総理首相に支援することこそ大事ではないのか。

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