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地は国のもとなり

国家の主従関係を築こうとするのはなぜだろうか。

こっちが偉いから貢物をさせることで周囲にその威厳を示すということだろうか。

その手段として、たとえばいろいろと相手の大事なものを差し出すように指示すると、それにこたえてくる・・・。でも、それでも疑心暗鬼だ。で、どうする。もっと違うものをさしだすように指令を出す。

お金を・・・、妻を・・・、子供を人質に・・・、きりはないのだ。

そして最後は国土を差し出すようにということになる。でも、そこまでだ。地は国のもとなりということを知らなかったようだ。未来永劫、ひとびとに暮らしを約束するもとになるものである。

だから、それには従えない。つまり、相手を倒して防御することである。これは、どの国家でも同じことだ。一時の言葉の使い方でそのときだけのリーダーが決められることではないのだ。

今日は建国記念日だ。紀元節といういい方もある。つまり日本がつくられた記念日なのだという。

そんな日に、先人への例のこころを確かめることができるのだ。そういう気持ちを表すことで国のもとになっている領土を護ることを肝に銘じるのだ。

地は国のもとなり・・・。だから、占拠されたものは戻してもらうということでしかない。その先にあるものも決して変わらないものだ。

いつ辞めるかわからないいっときだけのリーダーが安易に取引に応じてどうのこうのできる問題ではない。上げ足をとられておたおたしないことだ。

選挙を控えた人気取り政策が、どっちもどっちということなのだろうか。どっちも誤った譲歩をしてもそれは意味がないことだ。

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