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近大マグロ120尾の死亡

津波の影響か。

そのようだ。

生き物は敏感なものだ。

温度、水質、水域環境のほんのちょっとの変化が与えるストレスが原因ではないかと言われているようだ。

ひとも生き物であり、震災の影響はとても計り知れないものがある。そういうひとへの変化の要因がマグロの住む世界でもあるのだ。

食べ物の安全、安心が、そういうひとの食糧となる生き物たちの心理的な変化にも関係しているのだとわたしたちは配慮していく必要があるのではないか。

それが、食糧生産における品質管理の一環として極めて重要な要素になっているように想うのだ。これは、生産者であるひとの心理とか考え方にも大きくかかわっているのだと言えるようだ。

いわゆる食品偽装とかいう心理的なものが少しでもあれば、それはコスト上の問題の優先となり、利益優先となる。そして、食品の品質をおざなりにし、手を抜いて短期生産に精を出すことで再度コスト削減にむかい、それらは利益追求の手段となってしまう。とすると品質は無視されることになる。

そんな連鎖が、偶然にも自然現象としての地震発生と津波が教えてくれているような気がする。生き物である食糧を生産していくには、生産者の心構えとしての倫理とか、自然現象の変化への生き物からみた配慮が不可欠のようである。

なお、近大では4000尾以上のマグロを育てているとのことであり、割合はそう大きくはないようだ。

今回の自然現象の変化の度合いは、地震発生源が東北であり、遠隔地であったことから、大きな影響は回避されているのだが、ヒト社会と同じように、種々の対策が求められていることは否定できないようである。

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