トリビアリズムとは・・・
末梢的なことがらにこだわる態度をいう言葉らしい。
なぜ、この言葉を取り上げたのか。それは、どうもこの瑣末主義というのが、楽だからではないのかと私は想うのだ。
あまり、小さなことにこだわらないということは、実は、そうではなく、どんな小さなことにもこだわっていくということなのだと感覚的に思うのだ。
だって、小さなことにこだわらないで、大きなことばかりを言っていても仕方のないことなのだ。だから、どんなことでもこだわり続けることが大事だ。
とくに、スポーツにおいては、ほかのだれよりも小さな、細かなどうでもいいとひとに言われるようなことにこだわれないとほんとのプロにはなれないのだ。
だから、トレビアリズムとは、日本人によく向いているし、日本人が大成するために必要な要素の一つであると想うのだ。
ただ、それは継続していくことの大事さも教えている。くじけないこと。自分でその大事なこだわりを見つけることなのだ。
チームプレーで十二分にチームのためになるには、どうするのだろうか。おのれのちからを蓄えて技術を研ぎ澄ますこと、そして、チームプレーというものの目的をしっかりと頭におくことではないのか。チームに勝ちを導くことがその課題なのだ。そのために全力を尽くす。
連携と協力なくして、チームの勝利はあり得ない。シーズン優勝を目指すなら、なおさらのことだ。
こんなプロの想いを今の日本の政治はしっかりと学ぶべきではないのか。
共通認識を持つという基本がどこかへ飛んで行ってしまっているような気がする・・・。でも、国民大衆は決してこの国の将来を見捨ててはいないのだ。
ただ、どうしたらいいのか思案しなければならないのだ。瑣末なことをしっかりと見逃さないでその将来に向けて生きていかなければならないのだから・・・。
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