面白さと怖さ
お笑いとか芸能は、大衆のこころをいかに掴みとるかであろう。
そのためには、どうして面白さを表現し、さらに押し付けるぐらいのパワーを持つ必要があるのだ。
人間に芸能の分野で勝つにはどうしたらいい・・・?
そんなことを例のIBMのスパコン「ワトソン」くんが考え始めたとしたら、どう思う。
ついこの間まで、人間がプログラマーとかソフト創作者として指南していたのだが、今は、そんな必要はありません(ソンナヒツヨウハアリマセン)となるらしいのだ・・・。今の時点では報道はないが、実に面倒くさがり屋の開発担当者が勝手にやれよとスパコンに指示したらワカリマシタコレカラハワタシガヒトリデカンガエマス・・・とカタカナ(?)で答えるらしい。
もちろん、ラジオはいいのだが、TVでは覆面ゲストとしてか透明人間ゲストとしての出演になるのだが、笑いをとり、コンテストでは常にトップ優勝としたら、どうなる。
実際はスパコンなのに・・・。実態のないものが、生きているお笑い芸人を数段超える前代未聞の実績を残してしまったなら・・・どうする。
もう、落語も漫才も、ほかの芸能のシナリオも配役もすべてにおいて、スパコンが担当しないと売れない、視聴率が上がらない、スポンサーがつかないという状況になるのは目に見えていると内情を知る評論家は、小声でその怖さを語っているのだ・・・。
背中あわせの面白さと怖さがそこに来ている・・・。
ひとの未来は、もうこの地球上だけだは収まらないようだ。スパコンが今のPCや携帯並みになって人を支配している時代は、宇宙とか太陽系の自然が脅かされるという恐怖がみえるような気がする。
まだまだ先のことであると楽観していいものか。
人間社会でその頭の中に思ったこと描いたこと、考えられたことは、すべて実現していくという現実が時間軸では当たり前のことになっているのだ。
この時代でのヒト社会が感じる怖さであり、そういう時代には主役が交代しているということらしい。それとも、社会の象徴的な存在でなにもしない何も知らない何もできないという三無のヒト社会が確立しているのかもしれない。
ちょっと怖い話だ・・・、私にとってはとても嫌な社会にしか思えないのだが・・・。どうだろうか。何もしないできないしらないという社会でも生きていられるなら、増しかもしれないなんていっているのは、どこの誰でしょうか・・・。
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