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非難するときの高揚感があぶない・・・

インタネットでの場合も同じようなことがある。

今、世界中で1000万人がネットでつながっている・・・。そんな想像をすると、有頂天になり舞い上がる。

時々、作文を書く。その中身におのれの筆がうごかないことと、頭が円滑に反応しないことに加えて、くだらないことでもこころが高揚してしまうことを経験したひとは多いのではないか。ラブレターなんかその最たるものであろうか。

つまり、それが何か権力をもったような錯覚に陥るということである。

だから、高圧的になる。

脳学者の尊敬する先生も最近、そんな報道の対象となっているのが、なぜと疑問ではあるのだが・・・。人間だという証であろうとか・・・言われてしまいそうだ。

まあ、いろいろと多様な意見、主張があるということは、十分に理解している。

そこに至るまでのプロセスが必要だ。

一朝一夕ではできないことがある。

でも、こういう高揚感は、たとえばランナーの重心とか視点とかが安定してはじめてプロというか上のレベルに到達していけるというのと同じだ。

でも、私も含めて日本ではあまり議論を教えないし、しないのだ。だから、ヒトを非難するときに何かドラマの主人公、漫画の主人公になったような気分で誤った高揚感を抱き、そこで宇宙遊泳してしまうことがある。

とくに国会の予算委員会での宇宙遊泳はよく見えるのだ・・・。ああ、この先生、飛んでるなと・・・浮かんでるな・・・と、わかるのだ。

疑惑の総合商社とか、悪の権化(?なかったかな・・・)とか、いろいろな言葉で相手を狼狽させるための言葉に自分が酔ってしまっているのがわかるし、ときどき、そういう罵詈雑言にのせられて血圧が高くなり、大声で反撃している場面もよくある。まだ、どこかの国のようにげんこがとぶとかいうことはめったにない・・・・(うーん残念、国会プロレスなんてみたいかも・・・・)・・・。

ネットでも、こんな感じでおのれを偽名かしていると、不思議にそういう悪の誘いのメロディにのってしまう・・・、のせられるということだろうか・・・。だから、結構怖いといつも思うのだ。

自分がじぶんでないような気になることがある。だから、ネチケットということはちょっと古臭いが、名指しで実名で批判、非難はしない。ただ、自分の主張を意見として公表する。そこに、いわゆるブーメラン効果(負の効果)ということがある。日本語では「しっぺがえし」ともいう。

だから、何か得体のしれぬ高揚感を察したら、気をつけなければいけないのだ。それとも覚悟してその高揚感の高まりを経験してみることも自制のメカニズムを会得するには大切なことかもしれない・・・。

ただし、そこでコケないように・・・。

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