人類の知恵はすごい・・・
連日、報道されている原発事故がある。
今、まさかの放射線が周辺にあふれ出してきたようだ。それは、炉心をもつ反応炉の水蒸気を抜くために放出されたものだ。
だから、農産物に放射線が検出され、牛乳も同様に出荷制限だ。
そして昨日は都の水道源の水質検査で暫定基準値を超える放射能が検出された。乳児への水道水の摂取制限が昨夜から朝のニュースで取り上げられて、みんなの不安を誘いお店の棚からミネラルウォターが消えたということだ。
でも、人間のDNAを破壊するという放射線だが、微量であれば、つまりある基準値内であれば、問題はないという。かなり大きな安全係数をとって決められているというのだ。
そして、人類のヒトのDNAはいろいろな状況で生き抜いてきたのだから、そう軟ではないという専門家の話があった。
ただ、想定できないことが次々と起きる中では、自己防御という行動は自然なものだろうし、だれも非難はできないだろう。ただ、協力連携ということは重要なことであり、そういう行動が望まれている。みんなつい忘れてしまうのだ。
でも、この賢いヒトのDNAが実は死というものを否定していないのだ。細胞が死ねば総合体としてのヒトは終焉する。それが常識だ。
そこに、宝物であるDNAの純度の高い品質を維持するノウハウが隠されているのだという。つまり、DNAは傷つくことから、いつまでもその細胞で生き続けると、生殖機能も劣り、劣化した遺伝が残るというのだ。
だから、優秀な持続性をもって人類を継続させるには、死という終焉が必要なのだということだ。だから、ヒトの死とは、人類の更新性を長持ちする秘訣なのだという。
そして、多少の放射能ではDNAは人生の寿命という限度があるものの、そう弱弱しいものではないというのだ。
ちょっとほっとしてもよさそうだ。
人類の知恵はすごいということか。これがなければ、いまこうやって地球上に生存してはいないだろう・・・。
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