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大災害を乗り越えるには・・・

知れば知るほど怖くなる。

つまり、慣れるとその中身がよく理解できるので、それまで感じていなかった恐怖を自分の中で、この社会の中で、世界で、国際関係の中で共有していかなければならない。

原子力の利用。

そこには平和利用と武器開発など軍事利用があるのだ。

その目的は原発の平和利用であっても、核というものの影響の可能性は、武器として使われた時に類似したものとなるのだと、福島原発は物語っている。

それは、わたしたちみんなに不安を与えるという存在になった。スリーマイルアイランドやチェルノブイリのケースは他国での出来事だとどこか自慢げにこの国は大丈夫だというような錯覚を与えてきたのだ。

でも、身近に事故をみると、数百キロメートル圏内にあること、大気中の放射能レベルは確かに変化していることを報道を通じて知ることになった。そして水にも同様に拡散している。日常、気にする天気は雨の予報ではなく、風の方向と原発との関係により敏感に反応していることに気がついた。

だから、春雨にぬれるなんていうのは狂気沙汰ということになっているのだ。放射能予報と花粉予報、そして天気予報という順序での優先度になるのは、とても耐えがたいことだ。

大災害を乗り越えるには、やはりこの社会の主役であるひとをどう生かしてこの社会の発展とか維持にどう活かすかにかかっている。そのためには、ひとを護るためのシミュレーションを徹底的に行うべきではないだろうか。

今、ニュースでは、このような厳しい考え方に基づいて原発政策を論議していくべきだという内容がみられるようだ。でも、そのシミュレーションには原発の廃止、廃棄というテーマが入ることはないのではないだろうか。

車社会でCO2の問題が大きく取り上げられても、地球温暖化、島嶼国の水没ということがあっても、南極で永久凍土が氷河が減少しようとも、その因果関係は不明ならば、そこで車社会はなくならない。

でも、もう限度だった。ガソリンエンジンのみから、ハイブリッド、そして水素燃料、電動機による駆動エネルギーへと転換しつつある。

それは、もうその先はないという判断からでてきたものであろう。自動車産業界がつまり腹をくくって改善と解決に競い合って動いたことが、成果をだしたということであろうか。

原発の場合は、国家経済の発展にエネルギー政策は欠かせないことであり、おなじようなエゴが政府にあることは確かだ。産業界も同様だ。

原発の立地条件に適合しないという判断が下れば、それは核開発と同様に国際的な脅威になるものでしかない。そこで、日本の場合、国際的に孤立してしまう可能性は大いにある。仕方がない・・・という判断ではもう行き詰まるのだ。

だれが主役なのだろうか、この国の庶民ではないのか。庶民という大多数の国民を護るには原発はどんな役割をするのか。

福島の前に柏崎のトラブルがあったし、御前崎の原発は東海地震の脅威に対して、どんな想定をしているのだろうか不安は尽きないことになる。

この私の棲みかは御前崎から100km程度だ。福島からは400kmだから、その危険度は限りないものだ・・・。すごく不安になっていることは確かだ。風に乗って流れ出すシミュレーションがネット上にあるのを最近発見したのだ。

BSE、トリインフルエンザ、KHV、その他国際的な疫病の発生状況を見ていると、大気は共有していることについては異論はないのだ。そして、大海も共有されているのだ。

大災害を乗り越えるには、やはりヒトの生活を第一とする品質管理の基本を尊重しなければならない。そして、プロセスを重視して根本的な原因を排除していくという強い意思決定基準を共有していくことだろう。

もちろん情報は事実に基づいていなければならないから、その検証方法も重要なテーマである。

この社会はひとのためにあるのであり、どんなこともやはり人間性というものを重視しなければ意味がないことは当然のことである。

大災害を乗り越えるには、乗り越えた後のむなしさを打ち砕いていくことが必要になる。確かな方向へと歩いているという実感が一番大事なことだと、私は考えている。

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