想い・・・
地震も津波も原発事故もいやなものだ・・・。
そこに家族とか恋人とか・・・いろいろな想いがある。
そういうものをすべてがれきの山にしてしまった地震と津波の複合作用だった。
自然を悪者にするつもりはないが、物理的に崩壊させられてしまった。
想いがわたしたちにはある・・・。つれあいとの想いでとか、家族の想いでとか、友人の想いでとか、先祖両親の想いもあるのだ・・・。
そういうものが詰まった故郷が一瞬のうちに崩壊し崩落し、あばれる濁流の中に飲み込まれてしまう。
いろいろなものが、そこで断ち切られるのはどんなに情けなく悔しいことであろうか。なぜ、ここが・・・とか、なぜおれが・・・とか、なぜ・・・といつまでも自問してしまう。
なぜだろうか。
なぜ、どうして・・・。
でも、そこから抜け出すことはできないのだ。
現実はそこにしかない・・・。
被災した。
故郷の地は崩壊した。
でも、そこに想いがあるのではないか。そこで生きてきた証があるではないか。このわたしたち一人ひとりの頭の中にあるものは、どんな自然の脅威も消し去ることはできない。わたしたちはそういう想いから勇気をもらうことができるのだ。
この想いはじぶんひとりではない・・・という強い気持ちを作り上げていくのだ。ひとりではない。たとえ、だれが何を言おうとも、ここに生きているいのちがひとつあるのだ。あなたもわたしのいのちもあるのだ・・・。
だから、この想いが大切なのだ・・・。
ここから立ち上がろうではないか。きっと、大丈夫だ。おれたちはみなひとであり世界の一員なのだし、ましてや大好きな日本という国に育ってきたのだから・・・、だから・・・大丈夫だ。
だいじょうぶだ・・・。きっと・・・。
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