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「ほかの国の人々」・・・という視点

敗戦後の日本には、被支配国という観念が消えていない。

それは、米軍基地の存在があるからだ。

それも、じつに沖縄だけではないのだ。岩国とか三沢とか・・・まだまだある。

そういう感情をどうにも消せないでいる我が国の庶民大衆が、ここにいる。そこに爆弾でも落とされるような発言が、偏見と差別からきているのは、もともとアメリカの人たちは、日本をそういう目でしか見ていないという怖れでもある。

だから、ジャパンアズナンバーワンとか言われると、ついそんなことはないと、ちやほやされることを楽しむのではなく、ついへりくだることでおのれのこころを沈めているのだ。

でも、すでにお分かりの通り、日本国民はどんな田舎のおばあさんでも、この国に対する誇りはずっともって、子供たちに昔話をし、自分たちの体験を伝えてきているのだ。それはこの国をすきだということであり、すきになって生きてほしいという願いを込めたものなのだ。どこでもどんな田舎のばあさんでも、そういう荘厳なこころをもっている国なのだ。

だから、多少、偏見とか、差異の優劣を押し付けられても、なんでもないのだ。

できないときは、いつでもある。できないことではなく、できることをやる。懸命になってやれることをやる・・・。そういう魂を日本人としていつもこころに持って生きているのだ。

日本の教育は、とても優秀なシステムであり、創意工夫とか、質実剛健というものが大切にされている。

だから、いろいろなうわべの表現がどうであろうと、真意は何かを重んじる。下手な言い訳は必要ない。そこでメア日本部長がいったことは、ひとつのとても大きなうわべだけのひとつの結果だと思うからだ。

それが、自由社会であり、民主主義である。どんどんそのできる、やれる範囲で多様な考え方を自由に民主的に公表してほしいものだ。オフレコで話したとかいうのは、なんともいいわけがましいことであり、その背景がわからない。

そういう私は、米国人々のことをあまり知らないから・・・、こう言っているのかもしれない。本当はすべてイエス、イエス・・・、ノーでもイエスといっているのが、身の丈かもしれない。

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