二度と災害に泣かないふるさとを創ろう・・・
あさひ新聞のコラム、天声人語にあったものだ。
もう二度と災害に泣かない、一滴の涙も流さない故郷を創ろう・・・というものだ。
その方策はいろいろある。今までも小学校とか中学校とか、学校施設は高台に建設するというそれ以前の教訓に倣ってきたのだ。それは立派に生きていたではないか。平地では、いうら頑丈そうな建物でも津波のエネルギーを与えられた海水の塊はするすると入り込んですべてをかっさらっていったのだった。
この地の農業と漁業、そして精密産業というかICT産業をどうやって再興していくのか。ゼロからの出発だという気概があれば、それは実際にはゼロでもなんでもないのだから、大きな再スタートへのアドバンテージを分厚いノウハウとして、この被災地域はもっているのだ。
それでもゼロでは勢いがつかないので、マイナスからのスタートにしてゼロをその初期の慣性モーメントですぐに追い越して一気に駆け上がろうではないか。
そして、二度と災害に泣かない故郷を築こうではないか。
宮沢賢治は、科学と宗教と芸術のちからを使って農業の普及と地域の経済振興に努めたというではないか・・・。
そこにある・・・。
みんなの笑顔が、そこに見える。
復興した街並みをみんなでみようではないか。すぐにできるさ・・・。あきらめないで頑張る東北の姿があれば、かならずできる。
二度と災害に泣かないふるさとを創ろう・・・。
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