ゴールデンウィークは東北へいこうキャンペーンだ
もう風薫る初夏の趣だ。
そして、この時期、東北はどんどんと春が北上するとてもいい旅の季節なのだ。
秋の収穫への準備の農作業が始まる時期であり、ようやく長い冬の寒さから解き放たれるときでもある。だから、松尾芭蕉もこの時期に奥の細道へと旅立ったのであるらしい。
今年は未曾有の被害を受けている。原発事故は収束しつつあるものの、慎重を期して対処する必要がある。急がばまわれという通り、慎重に作業を進めてくれるものと信じている。
だから、今、ボランティアにいく人たちが多くなっている。働くものは休暇が少ないから、こういう時期に頑張るしかないようだ。でも、ボランティアも組織的に行わないと効果が出にくいし、邪魔になるという筋書きも浸透してきているようだ。
だから、逆に遠慮していかないという人たちもいる。それもいい。でも、肩肘を張らずに、そう気張らずにゆったりとして東北へ出かけてみたらどうだろうか。
東北の被災地以外にいくことも、東北を元気にすることになる。それは本当だ。なにも理屈をこねずにできることをやる。遠回りに気遣うことはできるのだ。お茶を飲みに東北へいくだけでもいい。
そんな自粛とは縁のなさそうな一見薄情そうな行動でも、そこにあるものは同じだ。できることをできるときにやることが一番なのだ。
こんな教育を私たちは受けてきたのだ。なにかようやくここにきて花が開いてきたのではないか。災害の復旧、復興には厳しく当たることが必要だが、地域の文化とか伝統を開花させるには、こころの余裕が必要であり、もっとも大切になる。
東北にお茶を今回は飲みにいこう。ぶらりでもいいのだ・・・。
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