事実として感謝することの大切さ・・・
そういえば、米軍のトモダチ作戦には、感謝しなければならない。
今までいつもそうだったのだと想っていたら、違った。
阪神神戸の時には、政府がお断りしたのだということだった。
主に兵庫県が被害を受けたというが、やはりかなり広範囲にわたった被害はとても大きなものだった。
今回、米軍が各地で支援に参加してくれたのは、とても心強い気がした。
空港、港湾、漁港、そして沿岸域、河川域などすべてがやられたのだ。その上、絶対だと信じていた原発事故の収束への長期化がある。まだ続いている。
だから、犠牲者救済が後手、後手に回っているような焦りが私たちにはあった。そんな時に、空母ロナルドレーガンを中心に米軍の艦船が沖合から支援したのは、まず第一に仙台空港だった。
あっちもこっちもだめだと私たち国民一般庶民の目には見えたのだが、空港の復旧が粛々と進められ、我が国の自衛隊も同様に相互に協調して被災後の救援活動に生出している姿は、ニュースだけでしか見れないのだが、頼もしく想った。
ともすると沖縄の基地問題で、ネガティブな関係にあるようにだれしもが想い、この国の政府のリーダーの短期間の辞任が、なにかその米国の圧力に負けているような感じがしてちょっと嫌な気持ちムードに落ち込んでいたのだ。そんなときに想いもかけない甚大災害だったのだ。
頼れる関係というのは、事実としてあるのだった。
拒否されてもおかしくはない状況だと私は想う。
だから、今回の米軍のトモダチ作戦には大いに感謝したい。
すぐにでも現地にボランティアとして入りたいと想いながらも、厳しい現地の状況から、その数は制限されてもいる。
遠隔地からいくには、やはり組織的な活動が一番重要なのだから、多くの人たちの一人としてじっと順番を待つことにする。できることは、長い目で支援していくことだ。今回はとくにそういう目でみる必要がある。
素人のボランティアが数百万いたとしても、何も現地のためにはならない初動段階で米軍のトモダチ作戦は実行された。だから、そういうボランティアの一人としても大いに感謝している。私たちは長い目で、今回のトモダチ作戦の支援のあとを助けあっていくことができるのは、あなたたち米軍の支援のおかげだと想うのだ・・・。
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