放射能と生命への影響
今、どんなことがあろうとも驚きはしない。
でも、今まで情報が正しく伝達されて、なんら障害もでなかったということはない。それは、生命への影響がある放射能の恐怖があるからだ。
生物の遺伝子が壊されることで、種の保存メカニズムがどんどんと破壊されていくのが怖いのだ。どんなことがあろうとも、今ここに生きている生命では、細胞ががん化して寿命が短くなり病気になってしまう怖れがあるのだが、それは仕方がないと諦観することしかない。でも、あきらめきれないのは、子孫への影響だ。遺伝的な影響でなんらかの機能が欠如して突然変異という生命の誕生がおこる可能性があるのだ。
自然界には人類だけではない。空を自由に飛ぶ鳥類がいるし、海を自由に行き来する魚類がいるのだ。そして大地にもいろいろな生物が生きているのだ。微生物からネズミとか野生動物とかがいるのだ。
それらは、放射能から計画的に逃避できないし、また、人間の手の届かないことである。だから、その影響が一番大きいのかもしれない。人類での影響や変化はわたしたちの目につくが、自然界ではどういう変化があるのかを知ることはできない。
遺伝子の変化で微生物が巨大化するとか、小動物がやはり巨大化していることが突然現れたらどうすることができるのか。
少なくとも、人類が制御できない原子力というエネルギーを戦争に使うことでなく平和利用といっても大きな影響を与えることは否定できない。だから、いろいろなひとが人類の滅亡と原子力とを結び付けて不安を感じているのだ。
惑星を破壊するパワーがあるともいう。
地球そのものを壊すというような影響を考える必要があるかもしれない。いろいろな天秤にかけてそれでも原子力は重要だといえるのだろうか。
たゆまない検証が今、求められている。
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