ひとのいのち
こどものいのちはひとのいのちの中でも特別なものだと私は想う。
そこには、この世の中の希望があり、夢があり、そして大きな期待と不安がある。
新たないのちの挑戦がそこにはある。
この日本は今震災で大揺れしているのだが、ひとりの脳死のこどもの家族から、大きな決断がでてきたという。そして、移植が行われたという。
心臓移植を受けたのも同じ年頃のこどもで、足が温かいと言っているとの主治医の報告があったという。
この日本で今、そんなことができるようになった。
子供の死をそんな形でこの世の中にしっかりと受け継がせることのできるご家族の勇気には、ほんとうに頭がさがる。
ひとのいのちについて、震災で2万人もの死亡行方不明者がでたということ、小さないのちがひとつ、ほかの子供に受けつがれていくこと、そんなことをわたしたちはよくかみしめて生きていく必要がある。
ひとのいのちははかないものだともいうが、とてもあついものであると私は信じている。
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