チャンスを与えよう・・・
大相撲の山本山。
この間まで幕内で期待されてたのに、幕下にて・・・。
まさかの終わりとは・・・。
相撲取りを辞めたら、ただのデブだと・・・、本人がいったとか・・・。
まだ若いのに・・・。
そんな自虐ネタではとても笑えないのだ。
もう一度挑戦、チャレンジ、リベンジしたいとこころから想っているのではないだろうか。
でも、この日本の社会は、一度奈落に突き落とすと、そこから必死になって這い上がろうとしても、まったく可能性はない。
レッテルをはりつけて、大勢でなぶり殺しのような陰険な対応を容赦なく突きつける。
審判はそれでいい。でも、そのあとにもっとこの国の文化伝統を想う気持ちで、山本山さんにチャンスを与えられないのだろうか・・・。
どんなことにも恩赦という考え方、処し方があるではないか。
先人の知恵にちと耳を傾けられないのだろうか。
チャンスを与えよう。どんなひとでも、世の中の流れの中で泳がされてしまったり、ワルなやつらの陥穽にはまることがある。政治でも組織でも官でも民でも・・・同じではないのか。
できることなら、本人の意志と意思しだいだが、チャンスの与えられる世の中になってもらわないと・・・、甚大災害からの復興も新たな社会の創造もまったくコチコチの机上の空論に終わるだけではないのか・・・。
あっと驚くような大岡裁きがあっていいのではないか。ここは日本なのだから・・・、ここは大相撲の発祥した大和の国の末裔のすむ土地なのだから・・・。
そういう大和民族の住む時空間はずっとこの震災の多発する国土を大好きになってふんどしを締めてしこを踏んで生きてきたのだから・・・、チャンスを与えよう・・・。
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