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天変地異にひとが怒ってどうする・・・

度重なる地震、余震、津波の恐怖。

もう許してくれ・・・。どんな悪いことをしたのだ俺たちが・・・。

あまりにもひどいではないか。被害を受けて苦しんでいるときにまた、不安を被害を重ねてくるとはなんという・・・「ひどい・・・自然なのだ」・・・。

でも、おかしいだろう。

都知事が震災は天罰だといっていたが・・・、あとで取り消したのだが・・・、どんな気持ちで言い放ったのだろうか。

都知事である本人は自分は偉い・・・、そしてバカな日本国民がいるから・・・、天はその人民にバツを与えたのだと・・・言いたかったのだろうか。あまりにも高飛車な考えであり、世界に通用するものではないだろうし、はっきり言ってもう時代遅れではないだろうか。

地震、そして津波も自然現象であることに変わりはないのだ。それを擬人化しているところに狂気じみたおかしさがあるのだと気付いていないようだ。

原発に対する考え方、そこから事故ででた放射能汚染水の自然な海洋への投棄という行為そのものは人災であり、原発事故そのものは社会現象として勃発したものだ。自然な砂浜だけなら、津波という大きな破壊力のある波がきて海岸から山際まで押し込んできたということであろう。

そこのところを明確にしておこうではないか。今後の復興計画でいろいろな考え方があるべきである。そこ基本は決して自然現象としての天変地異に人が怒ることでなんとか感情的に処理しようとするような安易なことがあってはならないだろう。

ハードとソフトとはよく言われる。

その硬軟噛み合わせたプランで、この国の住民はこれからの子供たちへの、ふるさとでの生活を文化を継承していくという基本姿勢で取り組んで、いいものを残していくべきである。

もちろん今ここでできることしかできない・・・。でもそれでいいのだ。できることをやろう。

決して自然に腹をたてて、そのことを間違っても天罰うんぬんなんていうのは、復興計画のなんの役にもたたないことを認識しなければならない。

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