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日米同盟の深化・・・

この言葉が意味するものはなんだ。

日本は米国のいいなり・・・。

そんな印象が強い。とくに今回の原発事故では、米軍の機動力のすごさを示してくれた。

危険範囲も80kmと小出しの計画危険区域という設定よりは、どうもデータや判断の確かさに信頼性があるという判定ができそうだ。

日本はお金をだすだけ・・・と揶揄されたのは、アフガン紛争のときだったかな・・・。

いたしかたなく、日本は軍隊を持たないし、交戦はできないと言い逃れを考えたものの、机上の空論ではなんの役にも立たないし、危険なところへは片足も突っ込まないという消極的な姿勢を批判、非難されたのだ。

すっかりいい子ぶっていたのだ。

お金があり余ってバブルになり、リスクを冒すということをもうすっかり忘れてしまったのだ。

だれももうすぐ戦争を経験した世代はいなくなることを知らないわけはないだろうに・・・。

日米同盟を深化させることは、中国やロシアや北朝鮮の軍事力と対峙する力を持つ、すなわち強力な軍事力を実質的に持つことを要求されているのだ。

中国の脅威を日本政府に見せ締めれば、米軍の沖縄駐留の必要性、重要性、妥当性が伝わると、米中がたくらんだのかもしれない・・・。そんなことがあるだろうか・・・。暗黙の了解というやつもある。

機を同じくして、韓国が竹島へ、ロシアが北方領土へと攻勢をかけてきた。日本は東日本の大震災でてんやわんやの状態だ。復興計画に数カ月を要する体たらくである。それに増して政府内で権力争い、協力連携のない政治家政党が選挙目当ての人気取りにうつつを抜かしているだけ・・・。

こんなときに、中身のない日米同盟の約束事を単に期限なしで合意、正式合意したとの共同声明なんか出していいのだろうか。

もっと粘り腰で中国との対話密度の高度化、日米同盟の深化というセットで進める必要があるだろう。

そして、日本は東南アジアの一員であり、東アジアの課題を太平洋を含めてリードしていくことではじめて、その国家の存続の安全、安心というものを手中にすることができることを忘れてはならないのだ・・・。

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