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東電めぐるこどもの主張

世界に冠たる優良企業。

TEPCO。

あんなすごい企業が、一瞬の間に自然災害の餌食になって重体だ。

死なすわけにはいかない・・・だろう、とだれものが想う。

でも、その辺の中小零細企業と同じ株式会社だぜ・・・。なんで、そんなに面倒見がいいんだよ・・・、という不満もでてくる。

それは、公共性が強いライフラインをつかさどる企業だからだ・・・。水道だって民間がやっている国が多いのだ。日本はいまのところ・・・公有だが・・・。

東電に勤務するご両親をもつ家庭のこどもが最近いじめられているという話がある。

これは、とんでもないことだ。

すべて悪いわけではない。既得権益があるので、こういう悲惨な事故がおきると、そこで現状保護派と反対派がかならずでてくるのだ。

こどもたちの意見も同じ範囲のようである。賛成と反対、同情と非難。それらが、論理的になされている間はいいのだが、繊細な問題であり、感情的になる。

そんなとき、わたしたちはどうする。

第三者である間はいい。でも、原発ってすごい範囲に影響するのだ。地球上にいるというだけで他の惑星の住人または生物諸氏からは、非難ごうごうだろう。だから、地球上の生物である人間はまったく一つ穴のむじなであるということだ。

だれのせいでもないのだ。

そういう戦略とってきた国家の責任なのだ。安全かどうかという基準は政府のものだし、民間企業はその規定に基づいて安全対策を施して安心ですといってきたのだ・・・。なぜ?って問い返されたら、それは政府という国家が決めたことなのだから・・・ということになる。

国家ってなんだ?と問われたら、それは国民が選んだ代議士先生が国家の基本的な政策を決める集団組織のことだ。

だから、国家とは国民のことなのだ。

では、だれが悪いのか。

そのつけはだれが何を言おうとも、わたしたち国民に帰ってくることなのだ。

こどもたちも国民のひとりなのだ。成人までは大人が代理でその主張を一票にこめているだけなのだ・・・。未来の大人は今のこどもなのだし、今のおとなは昔のこどもだったのだ。

東電めぐる議論はもっと簡略化していいのだ。

それよりも、国家戦略としての原発をどうするのか?

これが、冗談ではなく政局を左右する事態に発展しそうだ・・・。

現実は論理的ではない・・・、このことをみんな忘れている。正義はいつも正義ではない。しかし、悪はいつも悪であり、正義になることはない・・・。

でも、悪の味方が、正義だといっても、その正体が見破られることはない・・・らしい。

みんな節穴だから・・・。

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