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石巻のおひさま保育園

昨日のNHK特集。

被災地の子供たちの作文集の話がテーマだった。

ある編集者が計画して、こどもたちに働きかけた結果、80人の子供たちから、その心中を描いた作文が集められたとのことだった。

その中の一人の作文に上のタイトルが入っていた・・・。びっくりした・・・。

先月末に1週間滞在した災害ボランティア(NGOピースボート事業)の作業場所のすぐ近くだったのだ。現地で聞いたこと、すぐそこまで津波がやってきてひとが流されていく状況がつぶさに目に浮かんだ・・・。作文を書いた子はまだ小学3年ぐらいだという。迎えに来たお母さんと学校から帰り、妹をおひさま保育園へ迎えにきたそのとき、津波がやってきた。

中部自動車学校の建物から、津波が来ているから早く上がってこいという声で、そこに避難した・・・という。

その場所で作業をしていた。ヘドロを詰めた袋をおひさま保育園の庭をとおらしてもらって道路わきまで運んだりした・・・、まさにその場所だった。

マスク、ゴーグル、ヘルメット、雨具ズボン、長袖、防護安全長靴、皮手袋などなど・・・で固めた服装であった。中は汗だくだくだったが、少しもつらいという想いはなかった。口先ではもうからだが持たないとか・・・、いって仲間と気分を紛らしながらの作業だった・・・。

同じボランティアグループでおひさま保育園の中も少しだけお手伝いしたらしいが、わたしたちがいたときは、ほかの場所への案内が津波ですべて破られた壁の一部にはってあった。ボランティアグループのリーダの話によると園長先生は、落胆していて何も手につかないという状況だったらしい。それでも、少し片づけましょう・・・と提案してお手伝いしたら、すこし楽になったという・・・ことばが先生からでたという・・・。

こどもたちを預かる施設のひとたちの苦労がいかに大きいかをお思いしらされるとともに、その情熱をたたえたい・・・。

たまたま、みたNHKの昨日夕方7時半からの番組だった。

がんばろう石巻、がんばろう東日本、そしてがんばろう日本、ニッポン、ジャパン、JAPAN。

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