清貧さがいいのだ!
どんなスポーツでも、どんなに大きな大会での勝利でも・・・、絶対に獲得できないものがある。
それが、清貧さ・・・というものではないか。
そして、今あるものを最高に活用することが大切なのではないか。
私がなでしこジャパンに感じた一番大きなものは、清らかさであり、高潔な貧しさとでもいうことだろうか。
おのれの意志を高くもって、そこへ照準を合わせることで、周囲がその勢いに加担したくなるようなとても大切な大事なものを見たように思うのだ。
これから、そういう一番大事なものを失うという誘惑の時がやってくるだろう。勝負の世界は大相撲でも韓国リーグでもあったように、賭けごとの対象になるのだ。
J1でもトトがある。それは運用の仕方次第であろう。でも、そういう浮かれたところだけに依存していてはだめだ。ひとはやはり、一日、一日、必要な量の糧を得て、そしておのれの意志に沿った日々を生きるのがいいのではないか。
汚れた土壌の上に咲く花は、だれの目にもわかる。そこに清貧さはない・・・ということが、わかるのだ。
いろいろと改善すべきところは、そうすることだ。
しかし、一番いいところは、やはり残して大事にしていくことではないだろうか。清貧さをどうやって残すのかは、今後の国民の考え方次第であろうか。
なでしこジャパンの清貧さがいいのだ・・・。そう私は想う。
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