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政権交代に芽生えがあった・・・

こんな国難の時期になんで政権交代なんている素人集団に政治を任せるという結果を招いたのだろうか。

そんな文句が政権交代をした民主党そのものの内部で沸き立っているというのは、いかにも不思議なものである。

弱体政党が政権をとった、という事実は何を意味しているのだろうか。それは、新規の政治家の国政への加入だというのだ。そこに旧態依然としたままの組織にはない芽生えがあるというのだ。

だから、今、民主党政権の能力不足を嘆いているひとたちは、その社会の動きの意味を見失っているのだという・・・。

新たな発想は、古い既得権者からは生まれてこない。

だから、変化を望む社会が選んだ選択が政権交代だったのだ。新しい血流が入っているのだが、その変化が単なる数合わせでしかないと、その政権与党の幹部は想っているというのが間違いなのだ。

新人イコール新入社員というイメージで、その政党も元代表である小沢一郎氏は見ているのではないか。選挙で落ちないように指南するということでグループの結束を強固にして、勢力を伸ばしたいと考えているようである。

しかし、その新人の中には、りっぱな知恵と工夫のできる新しい血流を国会に注ぎ込める人材が含まれていることを端から否定しているのではないだろうか。

すでにあるものを有効に使う。そういうことを忘れて政局での多数確保に血眼になっている姿を一度、富士さんの上から見てみたらいいのではないか。

いずれにしろ、わたしたちは発想を変えていかなければならない。今まで通りで良い訳はないのだ。国家予算を多額の借金に依存しているという体質をまず、この震災で弱体化している中でやり遂げる必要がある。

世界は待ってはくれないのだ。どんどんと悪い役割を押し付けられているのを知らないことはないだろう。一刻もはやく、そういう危機的な状況を打開していかなければならないのだ。

弊害とみるのではなく、やはりあの時の政権交代がこの日本を危機から救うことの布石だったと言われるような復興劇を演じてみてはどうだろうか。そのための役者を選ぶのが、国政選挙の意義ではないのか。

芽生えを探してみよう。あの二年前の総選挙での政権交代劇にあるはずだ・・・。

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