中国の空母と国際的緊張
ワリヤーグという中国の中古空母はロシア製だ。もっとも船体だけを買い取って、中国で空母までの建造を続けたのだ。
海洋権益、島嶼権益を確保するための、軍事的な戦略である。覇権主義そのものを具現化するための準備であるという。
同じことが宇宙でも行われている。国際宇宙ステーションではなく、中国宇宙ステーションというやつを打ち上げているのだ。
これらもすべては他国への侵略という最終的な武力のためであろう。でも、こんな考え方で国際的な関係はうまくいくとでも思っているのだろうか。
そういう問題は内政面での一党独裁にあるのだ。独裁体制が崩壊したら、そこには混乱しかない。だから、その混乱をどうしても回避することが必要なのだ。
空母の配備も同じである。
ただ、やはり時代遅れという感じはいがめない。ロシアの中古のデザインではなんとも覇気がでないのではないか・・・なんて揶揄するつもりはないが、なんとも・・・言えない。
原発の問題もある。それは原子力の利用という点でのリスクであり、環境の汚染、放射能汚染という大規模事故への恐れでもある。どうするのか。いろいろな緊張があり、周辺国が過剰に反応しているのか、妥当なのか、この極東の日本では感じることのできない、恐怖が東南アジアの国々にはあるのだ。
フィリピン、ベトナム、タイ、インドネシア、そしてインドなどなどだ。
先制攻撃はしない・・・。こんな約束がある。でも、それってなんとでもなる。もし日本を攻撃するなら、日本は靖国神社の参拝で国民感情を大きく害して我が国へ戦争の挑発と先制攻撃をしかけてきた・・・。だから、中国は反撃にでる・・・、とでも言うのだろう。
力でちからを抑えるのが常套手段だろうか。
愛のちからで抑えることが・・・・なんていうのは、日本のリーダーぐらいだろうか。
どこの国もそんなことはこれっぽっちも思ってはいない。そんなことで国益と国民の財産生命を守れるのかと、問い返されるだろう。平時はなんとでもいえる。しかし、それが難局においては、まったく・・・・。
そんなことを想うと、やはり強くならなければいけない・・・、もっと軍備を拡大して対処していかなければ後で痛い目にあうと後悔することになる。
では、アジア諸国と連携して協力していくことが大事ではないか・・・、と安易に考えてはいけない。もちろん、真剣に相手との共通の目的をしっかりと模索し、研究し、明確にして堅固な体制を構築することが大事なのだ。
南シナ海も東シナ海も緊張が走っている・・・。
« 嘘はいけない・・・という正論 | トップページ | パワーのない俳優 »
「心と体」カテゴリの記事
- 分かり易い文章(2019.02.09)
- 片べりの靴の教えてくれるもの(2019.02.04)
- 年齢に比例するもの・・・(2019.02.02)
- 散歩仲間?(2019.01.07)
- 本音と建て前(2018.11.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント