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菅政権の総括は人気がでなかった・・・

人気がない。

人気がでなかった。

運が悪かった。

そんな総括で結果として責任をとった。

状況はねじれ、内輪の乱れ、低い支持であった。

では、どうしてそうなったのか。

政権与党は衆院での勝利を参院の勝利につなげて圧倒的に国民輿論を味方につけていくシナリオではないのか。それを描けるのが与党なのだ。

でも、参院での不発は、どうも党内の力不足、念仏大事主義にあったようだ。それでも原点回帰で英国の政治体制を見習うという手法を取ろうとした。

ただ家柄主義がでてきてお小遣い問題とたたき上げの剛腕政治家のスキャンダルが同時に勃発してその波を抑えるのに精いっぱいで泥船は沈没した。

ただ、いのちに別条はなく生き延びて影響力の行使にやっきになっている。だが、もう自滅したのだから、自力で立ち直ることはない。

だから、さも元気だと言わんばかりに、有力な若手をいじめるのだ。それなら大した力もパワーもいらないのだ。ねじれを解いていくには知恵と工夫がいるし、大きなパワーも必要だ。

そんなことはできっこないから、脇でいじめるという図式になった。いっぱい候補者を乱立させてそういう力を削ぐという策略なのだ・・・。

でも、この先で待っているものはなんだろうか。ポスト民主党政権にそなえている野党はあるのだろうか。どう、与野党をうまく取り込んでそのキャスティングボートを握るという気概があるか。

共産、社民を除外すると、みんな同じ旧自民党亜流という存在なのだと、私は考えているのだが、どうだろうか。

大体において、政権与党がバラバラでよく足元をすくわれなかったなんて思ってはいけないのだ。もうねじれという転倒への力が働いているではないか。それに気付けば、リスクマネジメントで危機感を抱くのが常なのだが、どうもこの辺が曖昧でびしっとしないのだ。

まだまだ、つぎの衆院選挙でも勝てると想い違いをしている先生方がいるのは、オザワマジックなのか。

結局、民主政権の中での対立軸の悪党ぶりを外へ出して気を引こうとした謀略が失敗したという言い方が当たっている気がする。

悪党呼ばわりされた小沢鳩山陣営は、恥ずかしさのあまり力を発揮することなく、表舞台から去ることに早期決断したので、逆に底力は温存したということなのだ。

こうみると、野党の戦略、謀略、策略がどうも失敗したということのようでもある。

まあ、できれば不人気の菅総理の「もとで・・・」衆院選挙を戦うのがよかったのではないかと考えても、それはあとのまつりかもしれない・・・。

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