天竜川下りで・・・
川下りで事故発生。めったにないことである。
ただ、水難事故は、陸上ではないので、あわててしまう感覚があり、そんなことは大丈夫なんていうようなことが、よくあるのだ。
だから、そこに特殊な訓練とか心構えが大切になる。
船員は絶対に海に入らないこと、泳がないことが、乗船中は大きなリスクを避ける教訓になっている。舟が転覆して岸がそこ数10メートルに見えても泳いではいけない。すぐに耐力が消耗したり、海でも川でも水流が想像できないような具合にあることが多い。
そして、そんな全体の状況が水の中ではとくに判断ができないなるのだ。舟や船にのっているだけで、頭の動きが鈍くなるという経験をしたひとは多いのではないだろうか。
だから、川下りで事故が発生して、そこに自分が巻き込まれるなんてありえない・・・とは思わないことだ。
車の安全ベルトと同じ感覚で、救命胴衣(ライフジャケット)をつける。それが、船に乗る時の基本である。そして、携帯とか財布とか水の中に落とさないようにひもでくくるとか、浮くボールのようなものに結ぶといいらしい。ビニールの袋の中に空に近いペットボトルを入れて閉じておくのもひとつの方法なのだが・・・。
ウォターフロントという環境を海や、川や、公園その他の場所に整備して、こんな簡単なことを子供のときから、体験させてその違いを自覚できるようにするといいのだが・・・。
行方不明者の発見と犠牲者のご冥福をいのる・・・。
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