果てしなき挑戦・・・
今、世界の潮流は貧困との闘いである。
なぜ貧困が最大の問題なのか。
それは、ひとつに貧富の格差が拡大してしまったことにある。
みんなが貧しくなるのではなく、富の配分が偏っているのだ。
資源があっても利用する力がなければ、その富を資源保有国が利益を享受することはできないのだ。
富のあるものは、どんどんと増やそうとする。その努力自体はすごいのだが、いわゆる人間の我欲というものが、そこに格差を創りだした。一度、できたものはより大きくという欲望となり、さらに格差は拡大してきたのだ。
そういう過程でいろいろな議論があった。どの土地でもバランスの上に人々の生活が成り立っていることに変わりはない。だから、資源が枯渇するという前提で搾取されてしまうと、何も残らなくなる。そこで、生活手段を失う羽目になり、途方に暮れてしまうのが、世界の現状である。
貧困は非合法な手段での戦いを生みだしてしまう。理不尽な社会制度を打破しようと動く組織ができ、武力を用いることになってしまう。
資源をめぐる闘争は、背景での支援の中身に影響を与える。
傀儡政権ができて、それが軌道にのると土地によっては、接収するという方策がとられた。でも国家間の関係は悪化し、騒乱を招くことになる。
そして、今、やはり時代が変わろうしているのだ。
今までのやり方ではだめだ。そういう思いが世界中に広まっている。
情報通信技術の発達は、世界を変えるだろう。ここで生活している私たちは、この変化をどう活用していくのだろうか。
それは果てしなき挑戦と言われる貧困の撲滅なのだという。
どこかでしがらみを断ち切って、いかなければならない。
そのための答えは、自立することである。だから、自立を支援することが大事になる。
何がほしいかではなく、何が必要か、何が自立を助けるか、自立のためには何が要るかということを真剣に考えることだ。
とすれば、おのずと道が見えるように想う。ただ、それでも貧困をなくすことはできない。果てしない戦いへの道筋なのだ。
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