状況証拠で立件された・・・
供述なしで状況証拠での立件となったらしい。
禁錮2年と3年でいずれも執行猶予、3年と5年との判決だった。
石川被告は衆議院議員である。ほかの大久保、池田両被告は小沢議員の秘書である。現在はどういう立場か、元秘書となっているかどうか・・・。
政治家は個人事業で個人事務所であることが多いだろう。
選挙で落選すれば、そこで普通のひととなる。失業することが多いのではないか。
ただ、政党があり、派閥とかグループがあり、お金の面倒のない組織に属していないと、困窮してしまうだろう。
だが、政治とは経済の中枢を左右する政策を実行する権限をもっているから、利権がからんでくると、自然とひともものもそこに付属するものもついて回ってくるようだ。
今回は政治資金規正法で小沢議員の資金管理団体である陸山会の経理上の操作疑惑である。そこに不正なお金が出入りしていたということも裁判で認定されているらしい。でもわからないのは、中手ゼネコンの関係者がそこでどういう立場にあるのか・・・ってことだ。
汚職、不正は贈収賄という一般の理解なのだが、どうにも贈賄という側の裁判がどうなっていたのか・・・。終わっていたかな?っていう認識でしかない・・・。
しばらく、復権だとかいうニュースがあったので、実質的には問題外と当事者たちも判断していたのではないだろうか。
来月6日から始まる小沢議員の裁判で、これら元秘書らとの関係がどう裁かれるのかが注目の的である。
政治とカネ。この問題は、ひとつ前の時代のつけなのかもしれない。
今は、まったく新たな発想で政治を行うという姿勢でないと、一歩も進みはしないし、一日だって政権を維持することはできない時代になっている。
パラダイムシフトっていうのだったかな。
考え方を転換することが、重要であり、その価値観を変えていかないと、時代遅れのままで収監されてしまうことになるやもしれない。
ただ、執行猶予付きであり、公民権停止の禁錮刑だというところで、どんな判決理由なのかが、とても興味深いところだ。
今までの日本社会では、組織が最優先されてきたが、これからは個人の考え方が、世界へ通用するレベルになっていないと、どこかで進化が遅れた絶滅種に振り分けられてしまうようだ。
国際的なながれという風を感じて、政治の不正事件に注意していくことが大事になってきている。
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