ひとの開国と外国人看護師たち
インドネシア、フィリピン。
大勢の看護師候補たちがやってきているのを知っているだろうか。
EPAという両国の経済連携協定による仕組みなのだが、結果がはかばかしくないのだ。制度の運用と資格の運用というのは、なかなか厳しいものがある。
とくに医療分野では、それが求められるのが当たり前だ。
でも、ちょっと厳しすぎるという批判がある。
400人で一人とか、300人で3人とか、最近は16人ほどが資格をとったということだが、まだ4%の合格率とか・・・。難しいなんていうレベルではなさそうだ。言葉のハンディがその障壁のようである。
どうしたらいいのか。高齢化による看護の役割はどんどんと増えているのだ。
ひとを入れないで何が経済連携だ・・・と、外国に怒鳴られてしまうだろう。
そんなところにも日本の教育制度での日本文化と国際化というテーマがありそうだ。どういうアプローチをしていくのか、慣れさせることと、慣れること、双方からのアプローチが必要なのだ。
ひとを受け入れるのは、ひとであればできる。
犬の介護での実績はどうなのか。犬は利口だという。
ひとはどうなのだろうか。同じ動物である。看護されるひとも生き物である。そこに流れるこころのつながりが大事ではないのか。
コミュニケーションと看護の質の問題だから、プロの意見というものを注視していこうではないか・・・。
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